梅雨の保育

プールあそびができるように、と
テラスをブラシで、ゴシゴシ掃除をしたのは、先週。
今日こそは、今日こそは、と準備しながら、
結局、一度もプール遊びはできませんでした。
これぞ、梅雨ということでしょうか。
そのかわり、雨のやんだ瞬間には、
空かさず園庭でどろあそび。
砂場では、大工事。
ジャングルジムではままごと。
保育室では、たなばたの笹かざりを作ったり、
粘土遊びや折り紙。
ホールでは、箱積み木のタワーやおうちごっこ。
舞台を作って、いすを並べて映画館。
その横をカーテンで仕切って、舞台裏まで作って、
念入りに打ち合わせをする「役者たち」と、
なかなか始まらない映画を楽しみに待っている「お客さんたち」。
それはそれで遊んでいるのです。
礼拝堂では、カプラの積み木とビー玉を組み合わせた遊び。
階段でも、お菓子屋さんごっこが始まっていることもあれば、
おしゃべりを楽しみながら、指あみをしている人も。
玄関でさえも遊び場に。
新聞紙を怪しい感じに破って、スズランテープに貼り付けて、
おばけやしきにして遊びました。

どこに目を向けても、真剣に遊びこむこどもたちの瞳に出会って、
この小さな幼稚園は、どこまでも広がる遊び場になっていることを
うれしく思いました。


木曜日は、今年度2回目の遠足のはずでした。
1回目は雨で、幼稚園での遠足ごっこになってしまったので、
今回こそは行きたいな、と思って張り切って出発しました。
なんたって、ひまわりさんがももさんの手をつないでリードして
その後ろをさくらさんのペアが続いて、野毛公園まで歩くのですから、
みんな、とってもうれしそうでした。
ところが・・・・・
等々力不動尊の交差点に差し掛かった頃、ポツポツと雨が・・・・
一度、園に戻るしかないね、ということで、
ぐるっと一回転して、幼稚園の裏の道を引き返しました。
「さあ!ようちえんにいこう!」「えーー!」
「じゃあ、おんせんにいこう!」「うん!」
なんて、ふざけながらゆっくり歩いていると、
ザー、と細かい雨が降り注ぎ始めました。
「急ぎ歩きで!」と、後ろから前へ伝言しながら、
ワーワーと、幼稚園に戻ってきました。
それから、先生たちは連携をとりながら、スムーズに遊びの空間を整え、
こどもたちは、落ち着きを取り戻しながら、
それぞれの遊びを 作り出していきました。
ホールをはらっぱに見立てて、おべんとうをみんなで食べるのもお手の物。
クラスを越えて、楽しくおしゃべりしながら、アッと言う間に食べ終わってサッサと片付け、
午後もたっぷり遊びました。

梅雨の保育は、こちらの予定どおりにいかないことが多いのです。
クラス活動も、晴れた場合と、雨の場合を考えなければなりません。
でも、どちらも主役は同じこどもたち。
舞台は変わっても、こどもたちの力が引き出され、
発揮されることをイメージして、こどもたちの少し前を歩きます。
すると、このごろは、培われた力をこどもたち自身が発揮して、
おもしろい遊びをくりひろげるようになりました。


1学期も後2週間。
その間にお泊り旅行もあります。
こどもたちの成長がますます楽しみです。



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[ 2013/07/06 19:27 ] 保育 | TB(-) | CM(-)