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バナナ

先週一週間、善隣には、バナナの樹がありました。
どこにか、と言いますと、ホールにです。
200本くらいのバナナがたわわになった樹を
八百屋さんから届けてもらい、
ホールの壁につるしていただきました。
黄緑色の硬いバナナは、まだまだ食べるには早すぎるよ、と言っているようで、
こどもたちも、そっと触ってはみるものの、誰も取ろうとはしませんでした。
翌日、そしてまた翌日と、食べるのをたのしみに待っていましたが、
なかなか熟しません。
八百屋の山口さんのアドバイスで、夜は、毛布でくるんであげましたが、
秋のひんやりした空気の中では、
バナナは、ゆっくりと甘くなるのでした。
「横を通るたびに、おなかがすくんだよね。」と言って、先生達に笑われましたが、
よくこどもたちは、我慢ができるものだ、と感心しました。

そして、5日後。
さすがにもう食べようよ、ということで、
もも組から順番に、自分でもいでいきました。
「好きなのをどうぞ。」と言うと、
さっ、と太いのに手を伸ばす人もいれば、小さな赤ちゃんバナナを指さす人もいました。
お弁当の後のデザートに、みんな大喜びで食べていました。

今回のバナナのプレゼントは、お母さん達のアイディアで、
こどもたちに、果物を自分で取って食べるような楽しみを味合わせてあげたい、
という思いからでした。
わたしも、前から果物の樹を庭で育てて、こどもたちと収穫ができたら楽しいな、
と思っていたので、このミニ収穫体験にのりのりで八百屋さんと打ち合わせをした次第です。

さて、お帰りの前に収穫をしたさくら・ひまわり組には、
お母さんにもバナナを持って帰ってあげよう、と言うことで、
ひとり2本ずつ取りました。
でも、「りんちゃんにもあげるから、3ぼんいる。」と、こうくん。
「おにいちゃんにも。」と、たくみくん。
お母さんのはビニール袋に入れて、自分のを手にして「いただきます。」
でも・・・・
「たべたいけど、ママとたべたいから・・どうしよう・・・」と悩むもなちゃん。
バナナは、決して珍しいものではないはずなのに、
その一本は特別なものとなっていました。

どんな体験をして、心がどう動くかで、
こどもたちの「もの」に対する思いは、豊かになることを感じます。
日常で触れる「もの」ひとつひとつにも、
いつくしみを感じることのできるこどもの心を大切にしたいと思います。


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[ 2012/11/11 20:24 ] 保育 | TB(-) | CM(-)


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