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運動会

1学期から、スポーツの時間に、組体操・パラバルーン・巧技台・跳び箱などを
こどもたちは、とても楽しんでいます。
特に、パラバルーンは、好きなことがそれぞれにはっきりしているために、
25人全員がもれなく参加することがほとんどなかったさくらさんが、
いつも全員で、楽しそうに演技しています
この、パラバルーンをきっかけにして、
いろんなことに、積極的に挑戦することが増えているさくらさんです。

運動会は、日頃の保育の延長線上ですから、
小学校の広いグランドで過ごす特別な一日の中で、
こどもたちが幼稚園で出会った楽しいこと、できるようになったことを
お家の方たちとともに分かち合えればいい、と思っています。
と、いうことは、運動会が好きで、楽しみにしていることが前提になっています。
でも、実は、運動会が嫌いで、考えると憂鬱になってしまう人も中にはいるのです。
「みんなちがってみんないい」
これを運動会のテーマにした今年は、
そんな不安をかかえている人の気持ちが特に気になってしょうがありません。

「どうしてみんなうんどうかいするの・・・」
なみだをいっぱいためてAくんは言いました。
最初は、涙をポロポロこぼしながら、大声で「うんどうかい、いやだあ!」
と、叫んでいたのですが、わたしが、
「泣かないよ。運動会、しなくていいよ。」
と、なだめているうちに、落ち着いて心の内を話し始めたのでした。
「みんながうんどうかいするのがいやなの。」
そうか!あなたがいやなのなら、無理にしなくていいよ、見てていいよ、
と、思っていましたが、Aくんは、運動会自体に疑問をもっていたのです。
そういわれてみると、どうして運動会をしなければならないのでしょうか。
わたしは考えながら、「かけっこが好きな人がいるからじゃない?」
と、言ってみました。
Aくん、黙って少し考えるような目をして、
「・・・・でもいやだ。」
「そうだ!パラバルーンをするためだ。」
Aくんの大好きなパラバルーンを出してみました。
「・・・・でもいやだ。」
「そうかあ、やってるうちに好きになるかもよ。」
「・・・・」

それから、ミニ運動会と称して、園庭で入場行進や開会式、閉会式、体操、玉入れ、
そして、さくらのパラバルーン、もものダンス、ひまわりのリレーを全園児で楽しみましたが、
Aくんはずっと黙って見ていました。
いつもなら、泣きながら「いやだ。いやだ。」と、言い続けるところですが、
黙って見ていたのは以外でした。

その日の午後。
遊んでいる時に、また、運動会はいやだという話になりました。
わたしも一緒に頭を抱えて、どうしたものかね・・・・と思い巡らしていたところ、
「Bはうんどうかいすきだよ。」
と言ったのは、去年、毎日運動会はいやだ、いやだと言い続け、
当日も入場と開会式を大泣きで通した人でした。
わたしは、おかしい気持ちを抑えながらもこれは答えがみつかるかも、と期待しながら、
「Bちゃん、どうやって運動会好きになったの?」と聞いてみると、
「えっ?まえからすきだよ。」
どひゃーーーー!

こどもはうしろのものを忘れ、前に向かって生きているのですね。
すばらしい力です!
結局、答えはもらえませんでしたが、答えは、Aくん自信がみつけるものなのかもしれません。

だいたい善隣は、好きな遊びをみつけて、おもいっきり遊びこめると褒められるのに、
この時期は、運動会運動会していて、自由感が少ないのは確かです。
Aくんの疑問は、わたしにそのことを気づかせてくれました。

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[ 2012/10/08 19:32 ] 保育 | TB(-) | CM(-)


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