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詩人になる時

夏休みは、車で帰省をします。
12時間で広島へ。もう6時間で熊本へ。
熊本では、美しい自然に囲まれたキャンプ場が、滞在先です。
竹林と芝生の間を小さな川が流れていて、
そこに身を置くと、わたしは静かに、
それまでの自分をリセットする作業にはいります。
そして、いつの間にか、詩人になっているのです。




 せみの声
 川のせせらぎ
 カラスの声
 何かの鳥の声

 みんな あるがままの声をあげて
 わたしに語りかける
 遠慮せず
 じゃまをせず
 批判せず
 でしゃばらず
 あるがままで美しい
 あるがままで心地よい


風と笹の葉

 笹の葉がゆらゆら
 風にゆすぶられる
 あっちへ そっちへ
 ゆら ふわ ゆらゆらゆら
 自然に
 やわらかく
 さわやかに
 風にゆすぶられて
 動き続ける

 すると 風が見えてくる


ドラマ

 川の底をのぞくと
 色も形も大きさも
 違った石がゴロゴロゴロ
 だあれも見ていなくても
 ニコニコと輝いている

 そして小さな砂つぶが
 絶え間なくちろちろと
 流されていく

 静かに見える流れの中でも
 絶えずドラマは続いている
 ひとつひとつ違う顔をした
 役者たちによって


川の中の似姿

 川の中に木が立っている
 川の中に空が広がっている
 川の流れが止まっていると
 くっきりとその姿が映しだされる
 
 川の中には魚が泳ぐ
 川の底には泥がたまっている
 魚がはねると水面に
 大きなわっかが広がっていく
 木も空もいっしょにぼやけていく
 
 川の中に日の光があたると
 木も空も魚も泥も
 くっきりと映しだされる
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[ 2012/08/21 23:08 ] わたし | TB(-) | CM(-)


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