うめジャムやさん

うめジュースやさんをした後、ひまわりさんは、
残った梅を 実と種に分けました。
それに水と砂糖を足して30分煮詰め、わたしはうめジャムを作りました。
50グラムずつカップに入れてみると43こ出来ました。

お部屋でこどもたちと味見をしてみました。
「おいしーっ!」
なんと、うめジュースはあまり得意ではなかった人も、
喜んで食べていました。
そして、「はんぶんずつにわけて、みんなにあげようよ。」
40こぐらいでは、善隣のみんなに行き渡らないことを心配してそう言っている人もいました。
でも、お金を使って本当のお店さんをすることは、イメージできないようでした。

そこで、担任と話し合った結果、わたしがリードして、ひまわりくみと一緒に
うめジャムやさんをすることにしました。
お金を使うことで、その価値を学ぶことができますし、
算数に触れることもできます。
品物を買っていただくことで、お客さんとのコミュニケーションを経験することもできます。
そして、最後に、自分たちが働いて得たお金をどのように使うのかを 
じっくりと考えて欲しいと思いました。
善隣では、毎年、世界の困っているお友達のことを考え、
わたしたちに出来ることは何かを 話し合っています。
そして、『国際飢餓対策機構』という団体を通して、
募金活動に協力してきました。
うめジャムを売って、自分たちのお金を手にした時、
この大切なお金をこどもたちは、どうしたいと思うだろうか・・・・
わたしは、興味津々でした。

さて、終業日前日。
うめジャムは、1つ20えん   おひとりさまひとつまで  40こ げんてい
ということで、園庭に机を広げて『うめジャムやさん』が開店しました。
「いらっしゃいませーーーーーっ!!!!いらっしゃいませーーーーっ!!!!」
にぎやかな声を響かせながら、張り切って仕事をしていました。
翌日、みんなで売り上げを数えてみると¥840
実は、42個ありましたので。
「この大切なお金、どうする?」
と尋ねると、みんなだまって考え始めました。
あまり時間がなかったので、夏やすみの間に考えてこよう!というつもりでしたが、
「たいせつなものがなくなったときのために、とっておこう」と、さとしくん。
とにかく、た・い・せ・つ・に使うことになりました。


春から夏へ。
こどもたちの善隣での生活は、季節とともに様々に広がっていきました。
そして、心も体も少しずつ成長を続け、本当にたくましくなったと感じます。
夏休みの間の貴重な経験も、こどもたちを大きく育てることでしょう。
わたしは、ちょっとリラックスし過ぎて、体が成長してしまうのが心配ですが、
心と頭の栄養は、たっぷり取りたいと思っています。


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[ 2012/07/22 18:05 ] 保育 | TB(-) | CM(-)