梅ジュース屋さん

6月21日に、みんなで仕込んだ梅ジュース。
さくら組のお部屋の後ろに3つのビンを置いて、
楽しみに眺めてきました。
「もうのめるんじゃない?」と、毎日不満顔のさくらさんを他所に、
梅ジュース屋さんを計画しているひまわりさんは、
7月12日、とポスターに書いたり、ひとりひとりにチケットを書いたりと、
少しずつ、準備を進めていました。
「こおりをかいにいこう。」と、そうたくんが言ったことから、
例年、わたしがスーパーで買っている氷を 今年は、みんなで作ってみたら?
ということになりました。
お家から製氷皿を持ってきて、お水を張ったら2階の冷蔵庫へ。
みんな、せっせと運んでいました。

さて、氷も出来て、今日はいよいよ梅ジュース屋さんのオープンの日。
まずは、ひまわりさんが作り方を覚えるために、自分のために1杯作ってみました。
実は、わたしは前日にシロップを煮沸して冷やしておきました。
そのときお味見してみたら、なんとおいしいこと!
梅ジュースを飲むと、いつも元気がわいてきて、目が、キランッ!とします。
特に今年は甘くしちゃえ、と思ってお砂糖をたくさん入れたので、
とってもおいしいのです。

さてさて、ホールにテーブルを並べて、ポスターを貼って、材料もそろいました。
ジュース作り開始~!
氷係がコップに氷をひとつ。
ジュース係が氷がちょっとのぞくくらいシロップを注ぎます。
そこにお水係がお水を半分くらい注ぎ、
最後に混ぜる係が割り箸でかきまぜてできあがり。
それぞれの工程の間で、だれかがコップを移動させます。
初めは慣れなくて、手が止まっていましたが、
だんだんと慣れてくると、てきぱきと手が動き始め、琥珀色の梅ジュースがどんどん出来上がっていきました。
そして、ももさんが来店すると、さっそく席を薦めたり、
おぼんにジュースをのせたウエイターやウエイトレスが配り始めました。
初めて梅ジュースを口にするももさんは、その甘ずっぱさにびっくりするらしく、
複雑な表情を見せます。
でも、味をしめると少しずつゴクゴクと飲み干していきました。
ももさんの次はさくらさんのご来店。
さくらさんは、昨年も経験していますし、待ちに待った梅ジュースですから、
一列に並んで席に案内されるのを待っていました。
お客さんの「おかわりください」の声の間を大忙しでジュースを配るひまわりさん。
もくもくと自分の持ち場でジュースを作るひまわりさん。
みんな、一生懸命に働いていました。
わたしも、ひろこちゃんと一緒に腰を下ろすと、
「どうぞ。」と、すぐにジュースを持ってきてくれました。
「おいしいッ。」と飲み干すと、
「おかわりどうぞ。」「ありがとう。・・・・ごちそうさま。」
すると、またすぐに「はい、おかわりどうぞ。」「ありがとう。・・・・ごちそうさま。」
すると、またすぐに・・・・
いっきに3杯をごちそうになり、さすがに「またあとでいただくね。」
と言って席を立ちました。
後で聞くと、英子先生は5杯ごちそうになったそう。
さすがです。

だいぶお客さんの足も途絶えはじめ、そろそろ閉店ということになりました。
おみせの人たちが、ジュースを飲む番です。
張り切っていたひまわりさんが、ほっとした表情で、互いのための一杯を作って椅子に座りました。
この瞬間がわたしは大好きです。
やりきってほっとしたような、ちょっとおとなな表情。
「おつかれさま。」と、ひとりひとりに声をかけました。

さて、その後ひまわりさんはどうしたのか担任に聞いてみると、
「せんせい、あしたもおみせやさんしよう!」・・・・・
いったい、今度はなんの???
そこで、思い当たったのが、ビンに残ったたくさんの梅。
毎年、もったいないなあ、と思いながらも、
余力がなくて、そのまま捨ててしまっていました。
でも、今年こそジャムでも作ってみようか、と考えていたわたしは、
こどもたちが、お母さんにジャムを売る、というのはどうだろう。・・・
お金の価値を知る良い経験になるし、そのお金の使い道について、
みんなで話し合ってみたらどうだろう。・・・
9月のこどもまつりのひまわりさんのおみせにもつながっていくのではないだろうか。・・・
この発想に、担任も同意。
すぐに翌日の予定を変更して、『うめプロジェクト』について、
子どもたちの姿を予想しながら、一緒に可能性を探りました。

さて、その翌日。
梅だけがごろごろしているビンを眺めながら、
誘導的にはなってしまったようですが、ジャムにするために、
手で種を取り出そう、ということになったらしく、
手をベタベタにしながら、2こ3こ4こと、種と実を分けたそうです。
後は、わたしがお砂糖を足して煮詰め、ジャムを作ることにしました。
今のところ、こどもたちは、これを売る、という発想は持っていないようなので、
どうなるかわかりませんが、担任が買ってきてくれたカップにきれいに分けておこうと思います。
どうなるのかは、おたのしみ。
ついでに、取り出した種も取っておきました。
ここからまたドラマが始まるかもしれませんから。

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[ 2012/07/15 17:56 ] 保育 | TB(-) | CM(-)