園外保育

毎月1回は、みんなで公園などにでかけて、たっぷり遊ぶ!
善隣で大切にしていることのひとつです。

5月は、「歩けるかしらあ・・・?」と言うもも組のお母さんたちの心配をよそに、
ひまわりさんに手を引いてもらって、みんながんばって往復を歩き、
行き先の野毛公園でも元気に遊べました。

さて、6月も2度目の野毛公園に行って、よりダイナミックに遊べると良いなあ、と
計画していました。
ところが、梅雨の最中、朝からはっきりしないお天気。
午後は雨の予報が出ていたので、お弁当は園に戻って食べることにして、
とにかく、でかけることにしました。
園庭にペアで並んで、担当の加奈子先生がお話を始めた頃、
「あれ?雨?」・・・・・ポツポツきているような・・・・・んー・・・
でも、ためらわず出発しました。
「なおこせんせい、あめふってる。」と、進みながらるかちゃん。
んー・・・少し歩いて様子を見よう・・・

結局、環八に全員が出た所でいったん止まり、引き返すことにしました。
せっかくだから、次の曲がり角を曲がり、ぐるっと一周お散歩をして、
園に戻ってきた格好になりました。

「ああ、こうえんいきたかったなあ・・・」という人もいれば、
ちょっとの冒険でも満足そうな人、そして、「ようちえんであそびたかったんだ。」という人もいました。
どちらにしても、わたしたちが勝手に遠足を取りやめにしたのではなく、
お天気のせいだから、みんな納得して、遠足の続きを幼稚園で楽しみました。

お弁当は、ホールにレジャーシートを敷いて、みんなで食べました。
すでに手をつないだ相手と友達になった人は、誘い合って並んで食べていました。
そうかと思えば、いつもは仲良しなのに、ホールの端と端に分かれて、
それぞれに食べている姿もおもしろいなあ、と思いました。

お弁当の後、みんなで梅ジュースを作ることもできました。
青梅を洗って、つまようじでへたを取り、お砂糖と交互に並べていくのです。
毎年、みんな楽しみにしているこの季節の風物です。
3つのビンに仕込み終わった後、「ねえ、のもう!」・・・・
すぐにおいしいジュースにありつける、と思っていたようでした。
さくら組のうしろのテーブルに並べたビンを見つめて、
「はやく、ジュースにならないかなあ・・・・・・・」

そして、帰りのお集まりの時、
ひまわり組では、梅ジュースを作ったことが話題になり、
そういえば、前、ひまわりさんがチケットを配って、梅ジュースのレストランをやってた!!
と、思い出した人がいたそうで、自分たちもやりたい!!と盛り上がっていたそうです。
実は、ひまわりレストランができるといいね、とわたしたちは期待していたのですが、
こちらから何も言わなくとも、「なおこせんせい、ひまわりで、うめジュースやさん、していい?」
と、こうじくんが聞いてきました。
「いいねえ。やってくれる?」と、わたし。
「うん!ようこせんせいにいってくる!」こうじくんは、うれしそうに飛んで行きました。


かくして、野毛公園で過ごすはずだった園外保育の一日は、
いつもの幼稚園での特別な一日となりました。
園の外にこどもたちを連れ出すのは、綿密な準備や覚悟など、面倒なことを伴うのですが、
苦労をするだけの価値があると思ってこだわっています。
それは、年齢を超えた関わりが深まることや
いつもとは違う環境で、ダイナミックに遊べるということはもちろんですが、
園の枠をはみだすようなドラマが生まれるのがおもしろいからです。

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[ 2012/06/23 22:03 ] 保育 | TB(-) | CM(-)