たまご

明日は、イースター。
イエス・キリストの復活をお祝いする日です。
わたしは、いつものようにイースターエッグを準備しているところです。
ゆでたまごを27個作ったところ、ひとつひびが入っただけでした!すごい!
それにかわいい柄のフイルムを巻きつければ完成!
明日の教会学校では、園庭に隠したこのイースターエッグを探して、エッグハントをします。

ところで、あさってはいよいよ入園式です。
イースターエッグを準備しながら、3年前に入園式でお話したことを思い出していました。
園長になり立てだったわたしは、張り切って、たまごを見せながらこんなお話をしたようです。


・・・・・・お母さん鳥がたまごを温めると、殻を割って小鳥が生まれてきます。
小鳥は、たまごの中でおおきくなって力が付くと、自分で少しずつ殻を割って出てくるの。
お母さんは、優しく温めながら「がんばれ、がんばれ」と、応援してくれるの。
みんなは、お母さんのお腹の中から元気に生まれてきたね。
お母さんもお父さんも嬉しかったよ。
さして、今日みんなは幼稚園に連れてきてもらいました。
幼稚園で、おもしろそうだなあ!楽しそうだなあ!やってみたいなあ!と思うと、
小鳥が殻を割るみたいに力がわいてきて、殻を割ってもっと大きくなれるよ。
幼稚園でいっぱい遊んで大きくなろう!
実は、わたしも園長なりたてで、たまごのような気分です。
自分にできることを決め付けないで、どんどん殻を割って大きくなりたいです。
一緒に大きくなろうね。
保護者のみなさま、ご入園おめでとうございます。
お子さんは、お母さんのもとを離れて、自分のやりたいことを見つけて、
それを乗り越えようと殻を割るようにして成長していきます。
ですから、今までお母さんたちが知らなかったようなお子さんの姿を楽しみに、
わくわくして過ごしてください。
お子さんが、殻を割ろうとしている時、大人にできるのは温かく見守っていてあげることです。
いつも、目をそらさないで、見守り続けましょう。
善隣幼稚園は、お母さんと一緒に、お子さんを温かく見つめ、
時には抱きしめながら育てていきたいと思います。
お母さんも、幼稚園という新しい社会の中では、生まれたてのたまごのような気持ちかもしれません。
どんどんその殻を割って、ますます輝いてください。・・・・・・


さて、この時の小さな新入園児が、先日立派に卒園していったこどもたちでした。
卒園式の前日だったでしょうか、担任から、おもしろい話を聞きました。
入園式のビデオをなつかしく見ていたら、わたしのお話の最中に、
女の子が、「ママのおなかのなかには、ひよこはいないよ。」とつぶやいていた、と言うのです。
そうだろうなあ、と思いました。
わたし自身も、あの時こどもたちの反応を目の当たりにして、
難しい話をしてしまったな・・・と反省したことを覚えています。
で、こどもたちにわかりやすい、シンプルなはなしをしようと、それからこころがけているのですが、
やっぱり伝えたい思いが強く出てしまうところがあります。

でも、何年かしてこどもたちがそのビデオをまた見たときに、
幼稚園で過ごした自分自身の姿と重ね合わせてくれると嬉しいです。

あさっての入園式で伝えたいことは、だいたい決めました。
小さなからだいっっぱいに、期待と不安を膨らませているこどもたちに届くような入園式にしたいと思います。




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[ 2012/04/07 17:24 ] 保育 | TB(-) | CM(-)