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当たり前が特別に

自分で書いた葉書を自分でポストに落とす―――
自分の欲しい物を自分で買う―――
幼児であってもできるはずのことが、今の社会ではなかなかさせてあげられません。
安全のために、必ずおとなが一緒にいて!・・・・と、わたしも思います。
でも、わたしがこどもの頃(むかしむかし)は、
「じんじん(人参)ください。」と、お買い物に行っていた、と母が言いますから、
3才くらい(?)でも、地域との接点を持っていた、ということになります。

そんな当たり前にできたことを今はさせてあげられないからこそ、
善隣では、特別な経験として大切にしています。
先日は、おじいちゃんおばあちゃんに描いた葉書を1人ひとりが自分で投函するために、
商店街のポストまでみんなで出かけました。
そして、先週は、こどもたちが自分で欲しい物を見つけてお買い物を楽しむための
『こどもまつり』が行われました。

その日のために、おかあさんたちは、
5月から少しずつ、廃材を利用した手作りおもちゃや
得意技で作ったかわいい小物などを作り貯めてくださったり、
リサイクルのおもちゃを新品のようにきれいにして並べてくださったりしました。
こどもたちは、お財布に小銭をたくさん入れて、
ある人は考え込みながら、ある人は思いに任せてお買い物を楽しんでいました。
趣向を凝らしたゲームコーナーや、工作コーナーでも、
こどもたちはお金のやり取りも含めて、目を輝かせながら楽しんでいました。

『こどもの成長には飛び級はない』、と言われるように、
当たり前の小さな経験の積み重ねが、こどもの内側をゆっくりとつくるのだと思います。
そのためには、たくさんのおとなのこども理解が必要です。
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[ 2018/09/29 17:42 ] 保育 | TB(-) | CM(-)