モノとの出会い  ヒトとの出会い

「あけましておめでとうございます!」

2018年、わたしが最初に出会ったのは、実家の両親でした。
たくさんのこどもたちと生活する毎日から、
ひとりの『こども』に戻って、両親と一緒に過ごせる里帰りは、
特別でぜいたくな時間です。
なつかしい家具や小物、見慣れた風景と共に、
父や母と交わすおしゃべりや分かち合う情感が楽しく、
心が満たされるのです。

『ヒトとの出会い』
その喜びにわたしたちは突き動かされて日々、生活しています。
でも、幼いこどもたちは、
『モノとの出会い』に突き動かされて日々の営みが作られているような気がします。
ムシがすき
カミがすき
ミズがすき
デンシャがすき
ボウがすき
ニンギョウがすき
ブロックがすき・・・・・・・

すきなモノ、気になるモノ、を手に取って遊んでいる姿は、
自分そのものを手に取り、探求しているかのようです。
そして、その傍らで、
「ムシいたねえ」とか、
「カミ、くしゃくしゃおもしろいねえ」とか言いながら、
一緒に面白がって探求するヒトがいてこそ
『ヒトとの出会い』のおもしろさと発見に出会えます。

東京へ帰る新幹線の中で、
隣りは6か月のユウマくんとパパとママ。
優しい音のするすてきな木のおもちゃよりも、
広告の紙切れがお気に入りでした。
片手でギュッと握りしめて右に左に降りながら、
カサカサカサカサ・・・・・
自分が作る音や動きを楽しんでいるようでした。
「すごいね・・・上手ね・・・おもしろいね・・・」
わたしが話しかけると、
「でしょ?」とばかりに笑顔で手を動かし続けて、
音を楽しませてくれました。
パパも一緒に楽しみながら、
相槌を打ったり、話しかけたりしていました。
『モノと出会った』ユウマくんは、
今、『ヒトと出会えて』
『自分が楽しい』 プラス 『ヒトを楽しませるのは楽しい』
ということを発見しました。

ちょっと理屈っぽいですが、
わたし自身の子育て中は、似たようなことを自然にしていても、
そのことの意味の大きさには気づかずに、
自分の都合でこどもの気持ちに寄り添ったり、
寄り添わなかったりしていました。
でも今、こどもが何気なくあそんでいる行動の中に、
とても大切なことが隠されていることに気付かされたのです。
ですから、わたしはこのことを幼稚園の先生たちに、
お母さん、お父さんたちに、
こどもと一緒になって伝えていかずにはおれません。

今年も、『モノとの出会い ヒトとの出会い』に期待します。


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[ 2018/01/06 12:47 ] 保育 | TB(-) | CM(-)