古くて新しい幼稚園

新学期を迎えて丁度一か月。
新しい学年に上がった人。新しく幼稚園に入った人。
新しいことに向き合う期待感と誇らしさは、こどもの中にもエネルギーを生み出して、
急に、できなかったことができるようになったり、
ちょっと無理をしたりします。
一方、素直に戸惑いを感じる人は、よく泣きました。

でも、こどもの心は、日々新しくうまれかわる皮膚のように、
一つひとつの経験を重ねる度に、強く美しく成長していくように思います。
おとなの古くなった硬い心にやすりをかけるようにして、
心の目を研ぎ澄まし、こどもたちのあそびっぷりやおしゃべりに注目しなければ、
こどもの心の成長には追い付けません。
今は泣いてばかりいたとしても、落ち着きがないとしても、
それ自体が悪いわけではありません。
一つひとつの経験がどんどんこどもを創りかえるので、
戸惑えば戸惑うほど成長は大きいと思います。

さて、善隣は今年65周年を迎えます。
ですから、園庭の木々は、65歳以上の大木ばかりで、
年年、枝ぶりは大きくなり、緑色の葉っぱは心地いい木陰を作ってくれています。
また、宿根の植物もどんどん大きくなり、虫もたくさん集まるようになりました。
ところが、実はこの春休みに、隣の敷地との境のフェンスを作り替えたため、
フェンス沿いの植物は、全部掘り返されてしまいました。
工事の後、少しずつお花や植物を植え始めてはいるものの、
寂しい園庭になってしまいました。
でも、考えようによっては、これから新しい園庭を造ることができる、ということです。
時間をかけて、これからのこどもたちのための園庭を育てていきたいと思います。






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[ 2016/05/08 18:47 ] 保育 | TB(-) | CM(-)