小さな幼稚園

先週は、毎日毎日雨がよく降りました。
園庭は大きな大きな水たまり。
「ゆめみたい!」その大きさに感動しためいちゃんは、ほっぺたをつねりながら歓声を上げたそうです。
でも、その感動をこどもたちが味わうためには、なんとかして登園しなければならないのですが、
雨に濡れる道を歩いて来るお母さんとこどもは偉いなあ・・・と思います。
時間をかけて幼稚園にたどり着いた時には、髪の毛も濡れて顔にへばりついていたりしますが、
その表情は、「やった!」と言わんばかりの笑顔。
長靴をはいて、雨の中をおかあさんと歩くのは、きっと楽しいでしょうし、
自分の足で歩いて来た、となると自信満々で胸を張りたくなるのです。

さて、お母さんと別れて幼稚園であそび始めるこどもたち。
ブロック、折り紙、粘土、積木、絵本、ままごと、戦いごっこ・・・・と、
室内あそびに心が向いている場合は、すぐにそれらのあそびに熱中できるので、
いつもと同じような満足した表情であそんでいますが、
人口密度の高い室内に居場所を見つけられなかったり、
テンションが高くなっている場合は、
狭い保育室をかけぬけて、汗だくになる人がいます。
そのあげくにケガにつながってはいけないので、
「礼拝堂でマットやろう!!」
そう言って、2階の広いスペースに誘います。

そして、床にマットを何枚も並べてあげると、一列に並んで、ひとりづついろんな技を繰り出してきます。
その顔は、ニコニコの笑顔で、大声でわらいながら前転や側転をする人もいます。
まさに興奮の嵐・・・・・
でも、それでいいと思います。
心の中に閉じ込められない、あそびたい、というエネルギーは、
しっかりと受け止めてあげられるような環境で発散してこそ、満足感につながります。
こどもたちは、その楽しさを自分だけのものにするのではなく、おもしろがり、じゃれ合い、ふざけ合って・・・
だから、興奮の嵐!!
見ているわたしも楽しくなるのでした。

2日間そんな日が続きました。
2日目は、ボール遊びもして、窓ガラスが曇るほど熱くなって遊びました。

さて、ようやく晴れ間の戻った金曜日。
ほとんどのこどもは、待ってました!とばかりに園庭へ。
さっそくどろんこTシャツに着替えて、亜美先生にホースで水をかけてもらう人たちもいました。
せっかく乾いた園庭もまた水たまりに。
でも、どろだんごを作るには最適だし、その横にはテーブルを出して色水あそびもできるし、
端の方では、虫捕りに熱中している人たちもいるし、
鉄棒や太鼓橋で技を磨いている人もいるし・・・・・
小さな園庭は、またこどもたちみんなのあそび場になっていました。

小さな幼稚園。
でも、そこが一人ひとりにとってのあそび場であり、居場所であれば、
可能性が無限に広がっていく場所になると思います。
それは、そこで生活するこどもたちとわたしたちで、日々作り出すものです。
より豊かな広がりをもった幼稚園にしていきたいです。






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[ 2015/09/12 22:03 ] 保育 | TB(-) | CM(-)