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『あなたがわたしの右の手を取ってくださるので・・・』

小さな小さな手を優しい手が包んで、
この門をくぐって来られる入園式は間近。
その優しい大好きなお母さんの手を離し、
今度は、わたしの手を握ってくれるかしら・・・・・・?

卒園式の日、修了証書を渡して握り合ったこどもたちの手の大きかったこと。
幼稚園の3年間の重みを感じました。
みんな堂々とうれしそうにほほ笑んでいたのですが、
彼らを見守るお母さん方や先生たちは、なみだ顔。
その重みの記憶が、心に溢れてきたからでしょう。

こどもたちの手を ある時はしっかりと握って引っ張り、
ある時は優しく握り合い、ある時は振りほどこうとしたり・・・・
いろんな毎日を繰り返してこられたお母さん。
でも、そんな同じではない毎日を お母さんが繰り返してくれたからこそ、
こどもたちの幼稚園での楽しい毎日があったのです。
そして、こどもたち同士もまた、しっかりとつなぎ合う手と手に支えられて、
楽しい幼稚園での生活を作ることができました。

堂々と正面に立つひまわりさんを見送るために
卒園式に参加したさくらさんは、当たり前のように隣の友達と手をつないでいました。
立ち上がって歌を歌う時も、ぎゅっと手を取り合っていました。
まるで、お母さんに手をつないでもらっているかのように、
お互いの手をしっかりと、優しく取り合っていたのです。
だいじょうぶ。いっしょにいるよ。・・・・・
そんな風に伝え合っていたのでしょうか。


卒園式と入園式の間の3週間。
わたしは仕上げと準備で落ち着かず、幼稚園から離れることはできないのですが、
こころは少しでも開放されなければ・・・・と、自分なりに遊んでみたり。
頭の上に桜の花も開き始めて、ホッとしたりドキドキしたり。
園長の小さなこころは複雑なのです。

そして、今朝、聖書の詩篇を読んでいて励まされました。
 
  『あなたがわたしの右の手を取ってくださるので 常にわたしは御もとにとどまることができる。』(詩編72:23)

『あなた』というのは、わたしたちを創って下さったかみさまのことです。
手を取って、わたしをどこに連れて行ってくださるのですか?
と、かみさまに期待と信頼をもって歩んできたつもりでしたが、
かみさまのおそばにとどまることこそが、どこにいても最善の選択にちがいないのです。

等々力での17年目の春がやってきました。
とどまり続けることの困難をひしひしと感じさせられる歩みでした。
でも、そこにある祝福をもう一度思い起こし、深く深く感謝をし、
わたしの手を取って、御もとにとどまらせてくださるかみさまの御業を語り続けたいと思います。





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[ 2015/03/28 10:58 ] わたし | TB(-) | CM(-)


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