プレゼント

朝、門の所でこどもたちを待っていると、
「はい!」
と、わたしの手の中にプレゼントを渡してくれるこどもたち。
どんぐり 花びら はっぱ 小石 手紙 工作の作品・・・・
どれもこれもそのこどもの優しい気持ちのこもった宝物です。
手渡してくれる時、必ずわたしの目をじーっと見つめ、にっと笑います。
それは、「なおこせんせい、よろこぶぞ。」と、確信している証拠だと思います。
おとなだとこんな風にはいきません。
喜んでくれるかしら・・・・?
という、恥ずかしさや謙虚な気持ちから、申し訳なさそうに差し出したり、
目をそらしてしまったりしてしまうと思います。
でも、こどもたちときたら、これすごいでしょう?!もらえてうれしいでしょう?!と言わんばかりで自信満々なのです。
自分自身を隠さない、本音で勝負のすばらしい姿ではないですか!
そして、園長先生はこれをすごく喜ぶはず!と信じてくれている気持ちこそが、
わたしにとっての最高のプレゼントです。

帰りに門の所でこどもたちを送り出す時、
あきくんは途端に、園庭の地面を見つめてきょろきょろし始めます。
わたしを喜ばせよう、とプレゼントを探し始めるのです。
変わった形の石から、土のかたまり、炭・・・・・・
そして必ず言うのです。
「これあげる。とっておいてね。」
わたしは、
「うん。ありがとう。大切にするよ。」
そう言って受け取った宝物が、缶の中に増えていっています。
これらはあきくんとわたしの物語です。

さて、昨日は幼稚園のバザーだったのですが、
「直子先生、バザーに来られるの難しいでしょうから、先生の分を用意しました。よかったら・・・・」
と、控えめに紙袋を手渡してくださったお母さんがおられました。
あとからそっと開けてみると、
『一日早いですがお誕生日おめでとうございます』とあるではないですか!
うれしくて、びっくりして読み進めると、
『子どもみたいですが、先生大好きです!!』と、書かれていました。
なんて素直な、そしてなんてうれしいことばでしょう。
わたしは職員室でひとり泣いてしまいました。

午後、ホールで遊んでいると、ゆうなちゃんが外からやって来て、
「なおこせんせい、きて!」と、満面の笑顔。
あやしいなあ、と思いながら付いて行ってみると、
「おたんじょうびおめでとう!!」
と、かがほちゃんとふたり、差し出してくれたのは、
砂で作った見事なケーキでした。

素直な優しい気持ちをことばや形に表すことを『プレゼント』というのでしょか。
たくさんのプレゼントをもらって、幸せを噛みしめた一日となりました。

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[ 2014/11/08 14:04 ] 保育 | TB(-) | CM(-)