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新しい緑が美しい季節がやってきました。
そのまぶしさに目を細めながらいつも思い出すのは、
陣痛の痛みに堪えながら、座席に横たわって病院に急ぐ車の窓から見上げた若葉です。
人生初の最大の痛みの中で、そのキラキラとした緑の輝きが、
心の中に溢れる希望を表していました。

輝く緑は、わたしたちに希望を感じさせてくれます。
今、善隣の庭は、希望であふれています。
さくらの枝には柔らかいはっぱが揺れ、
ついこの間まで、太鼓のバチのような形だった青桐のはっぱは、
日に日に手を広げるように大きくなっています。
丸太のようになってしまっていたサルスベリにも、ようやく小さな緑が覗き始めました。
そして、大きく傾いて立っているニセアカシアは、一番の見ごろ。
白い、藤の花のような形の花が、何とも言えない良い香りを漂わせています。
今年の花は特にすばらしい!と思っていましたが、
よく考えてみると、毎年そういっているような気がします。

この間、樹木医の方がこの傾いた大木をみてくださいました。
門を押し上げるために切られた根っこ。
それで、その年の台風で木は建物の方に傾いてしまったのでした。
傾いた面はこどもたちの絶好の木登りのあそび場となって、
善隣のシンボルになっています。
じーっとこの木を診てくださっていた樹木医さんは、
木登りをしている、と聞いてちょっと驚いておられましたが、
「木もがんばっているんですよ。わたしはそう思います。」と、おっしゃいました。
こどもたちが元気に遊び、わたしたちもそれを願って、一生懸命にこの場所で励んできた、
その横に、このようないのちも寄り添ってくれていたことが一気にうれしくなって、
涙がこみ上げてきました。
かみさまが創ってくださったいのちは、すべて無駄なものは無く、
つながっているいることを確信しました。

さて、始まったばかりの善隣の新学期。
かみさまの創ってくださった尊いいのちが出会いを繰り返しています。
ひとりが「おもしろい」、と思ったことを誰かも「おもしろい」、と思ったり、思わなかったり・・・
いろんな反応が起きています。
それによって、つながりが生まれていきます。
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[ 2014/05/03 12:48 ] わたし | TB(-) | CM(-)


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