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にんきさあびすほてる

すみちゃんの温泉ごっこのその後。

ホールの片隅には、ダンボールや廃材が雑然と重なったまま数日が過ぎていきました。
まだ続けたそうだけど、形になっていかない・・・・
限られたスペースなので、どこまで遊びを保証してあげるべきか・・・・
「かたづけよう!」と言うのは簡単だけど、こどもたちの時が満ちるのを待ちながら、
しつこく環境を整えることが大切だと思います。

さて、その遊びはなんと、先日、温泉ごっこが崩壊してしまった原因となった
えいたくんとのおうちごっことなって続いていました。
そして、ホールのもう一方の隅では、なおきくんのホテルごっこが続いていました。
どうも、そのホテルとの行き来もあるようでしたが、どんな物語が繰り広げられているのか、興味津々でした。

25日の午後。
むっちゃんと一緒にホールに遊びに行くと、箱積み木で作った「受付」の向こうで、
なおきくんは、忙しそうにしていました。
「ホテルに泊まろうかなあ・・・・えーー!1000000000えん?!高いなあ!そんなお金ないよう!」
「ぎんこうでかりたら?」
ホテルの隣には、たつひこくんとかなるくんの銀行がありました。
「10億円、貸してもらえますか?」
「いいですよ。ちょっとまってください。」
そう言って、お金に見立てたブロックを気前よくむっちゃんに渡してくれました。
それをもってホテルの窓口へ。
ブロックで作った鍵を預かって部屋へ案内してもらいました。
それがうわさ通りの狭さ。
むっちゃんは、するすると積み木の階段を登って、空間に入っていきましたが、
わたしは体をよじるようにして、おしりから滑り込みました。
でも、収まってみると、中にはまことくんの作ったという、新聞紙をゴミ袋に詰め込んだ『ベッド』・・・・・
ん?待てよ?これってすみちゃんたちが使ってた温泉に見立てた新聞紙じゃないの?
とにかく、結構居心地がいいのでした。
このホテル、時々お掃除タイムがあって、牛乳パックで作ったちり取りを手に、
なおきくんがおしりから部屋に入ってくるのでした。
それも楽しくて、いつまでも滞在したい気分でした。
でもそろそろ飽きてきて、部屋から散歩にでかけると、掃除担当のひろこちゃんが、
すぐに従業員専用の非常口から入ってきて、部屋を整えてくれていました。

さて、その後1週間、ホテルの経営は続いていたのですが、
ある日、むっちゃんと訪れてみると、看板はなくなっていて、、
「受付」の向こうには、ブロックで作った武器を手にしたひまわり男子。
「にんきさあびすほてるに泊まりたいんですけど。」
「もうやってません。いまはじえいたいのきち。」と、たつひこくん。
「えーーー!ホテルの方がいいよう!」
そんなわたしたちの声にニヤニヤしながら、武器を持って出たり入ったりしていました。
なんでも、自慢の、箱積み木で作った入り口は、頑丈に2重ドアになっているそう。
そういえば、ももの頃はブロックの武器でよく遊んでたよなあ・・・・と懐かしく思い出しながら、
かたづけの時に気になったのが、
『るいほんとうわいわなかったけどいいよとくべつ』と書かれたチラシ。
そのいきさつを見守っていたなお先生から、後で話を聞きました。

実は、かなるくんの弟のるいくんは、前々からホテルごっこに入りたかったらしい。
でも、これはひまわり組の遊びだから、さくら組のるいくんを入れるわけにはいかない。
仲良しだから、本当は入れてあげたいけど、他のさくら組まで入れなければならなくなるかもしれないし・・・・
それで、最初はダメだと伝えた。でもやっぱり、特別に、るいくんだけはいいよ、ということになり・・・。
・・・・まあ、そんないきさつらしいのでした。
で、るいくんを入れた後、ホテルごっこは基地ごっこになっていったらしいのでした。
あーーこの柔軟性。感動的です。
しかも、これは『とくべつ』と、周りに示しながら遊んでいるのです。

誰とでも遊べるようになるのが成長、と思いがちですが、
この遊びはこの人とするとおもしろい、とか、この人はこれが得意などと、
その人の『とくべつ』に気づいて、自分も『とくべつ』で、おもしろい人なんだ、と胸を張れることが、
本当の成長だと思います。

ごっこ遊びは、ひとりひとりの『とくべつ』に気づけて、本当におもしろいと思います。
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[ 2014/03/02 23:36 ] 保育 | TB(-) | CM(-)


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