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ひまわりにんじゃ!にんにん!

あせもと虫さされの跡をおみやげに、お泊り旅行から帰ってきました。
24人のひまわり組と、7人の先生達全員で、
忍者の修行をしてきました。

おそろいのオレンジ色の善隣Tシャツは、
忍者たちの熱気を表しているようでした。
でも、まずは、お母さんから旅立つ、という修行をクリアしようとしている人もいました。
「やっぱり、寂しいようです。」
「そうですね。気持ちを上げていきますね。」

「いってきまーす!!!」
お母さんたちの笑顔に見送られて、いざ出発!
バスに乗り込むと、みんなの気持ちはすっかり晴れ上がっていました。
見慣れているはずの環八の風景も、
いつもと変わらないようなおしゃべりも、
すべてが新しく、楽しく、輝いているようでした。
こどもたちにとって、修行は楽しい挑戦です。
それで、だれかが「ひまわりにんじゃ!」と、声をかけると、
「にんにん!」と、みんなで返すのが、
いつの間にか、合言葉になっていました。

みんなで泊まることにした東山荘は、すばらしい所でした。
緑のじゅうたんを広げたような広場に、ゆうかちゃんやちいちゃんと寝そべりました。
「そらにさかだちしてるみたい。」と、ちいちゃん。
確かに、緑の芝生がまぶしくて、そっちが空で、空が地面のような感覚でした。
向こうの方では、探検を始める人、駆け回っている人もいました。

それから、グループ毎に山の中を探検して、発見したことを発表しあいました。
珍しい虫やはっぱを見つけたことに混じって、
女の子が「いけない」と渋ったくもの巣の道を
「じゃあ、ぼくたちがかわる。」と言って先を歩いたたつくんとこうせいくんの話など、
友達のかっこいいところを発見できた探検だったようです。
探検から帰って来てのすいか割り。
みんな、これでもかあ!というほどの力で、すいかをボカボカ!
シェイク(?)したようにやわらかくなったおいしいすいかに
顔を付き合せてかぶりつきました。

さて、宿泊したロッジですが、予想以上の大興奮!
「なおこせんせい!たのしいよう!」と、目をキラキラさせて、なおちゃん。
ロフトの柱にさっそくよじのぼるまみちゃん、ひろこちゃん。
・・・東山荘の宣伝ですね。・・・でも、本当に最高の環境でした。

「自分のことは自分でする」
当たり前でも、こどもたちにとっては、とても大切で、難しいことだと思っていました。
それを、とてもよくがんばっていたのが印象的でした。
後で、お母さんたちに「家でもそうですか?」と、尋ねると、「いいえ・・・」
やっぱり、力は持っているのに、発揮する機会がないのかな?
おふろでも、身支度でも、力を発揮していましたよ。
やるべきだ、と、ちゃんと自分でスイッチを入れるみたいです。
ついでに、大きな湯船では、誰に聞くこともなく、泳ぎ始めていた女の子たち。
「人魚みたい・・・」と、みとれてしまいました。
男の子は、というと、ドッボーン!!!ドッボーン!!!
「はじめてとびこんだよ!」と、大喜びでした。
こんなこと、今日だけ。
だれも言わないけど、わかっているんだと思います。

リトミックでシュミレーショ(?)をしたキャンプファイヤー。
暗闇から小さな灯。そして、大きな炎へ。
お話と歌と踊り、花火、おまけにサモア(マシュマロを焼いたおかし)まで楽しみました。

翌日も、楽しさで目が覚めてしまったのか、5時半頃から動き始めた人も。
みんなで山道を探検して、雲の上に浮かぶ富士山を眺めながら、
「ふじさんアイス(バニラアイスですが、その場で名づけました)」を食べました。
最後の時間を過ごした広場では、すでに、自分達の庭のようにして、
思い思いに遊んでいました。


書き切れない程の楽しさや発見や感動の詰まった旅行でした。
そして、わたしの気づいていない楽しさや戸惑いもたくさんあったことでしょう。
お母さんから離れた一泊二日の修行は、
こどもたちにとっては、とても長い時間だったと思います。
そして、実は、ひまわりさんになった時から、
その修行は始まっていたのです。
ひとつひとつの遊びの上に、ひとりひとりの関わりあいの上に、
時間をかけて育まれていった、こどもたちの力が、
あのような環境の中で、確かに見えました。
幼稚園に帰ってきて、お母さんたちの前に揃ったこどもたちの表情の中に、
確かに見えました。

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[ 2013/07/15 11:36 ] 保育 | TB(-) | CM(-)


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