こどもまつり

ぜんりんらしい行事のひとつに、『こどもまつり』があります。
多分、40年以上の歴史。
当初から、こどもたちが10円・50円のおこずかいを持って、
おかあさんたちが用意したおみせやさんで、お買い物体験をする、という趣旨で始まりました。
その内容も、ペットボトルなどの廃材を利用した手作りおもちゃや、
使わなくなったおもちゃのリサイクルコーナー、
趣向を凝らした、ゲームコーナーや工作コーナーと、
お金は使わないけれど、おかあさんたちのアイデイアと時間を惜しみなく使ったあったかいおまつりです。
わたしも、自慢のケーキとコーヒーのおみせ『こひつじカフェ』を教会のおみせとしてださせてもらい、
カフェを開きたい、という夢を少しばかりかなえてもらっています。
こんな楽しいおまつりですが、「がんばり過ぎないで!楽しんでできるくらいにしましょうね!」
と、園長は常におかあさんたちにブレーキをかけています。
それでも最近は、地域の方々にも喜んでいただいて、
だんだんと、こどもそっちのけでおとなの方がとっても楽しんでるような感じになっていました。
それはそれで、活気も出るし、おとなが仲良くわいわい楽しんでいることは、
こどもたちにとっても良いことだと思うのですが、
ここら辺で、一番大切にすべきだった「園児のため」に立ち返ることになりました。
そこで今年は、9月19日(金) 10:00~12:30に保育時間の中で実施します。
対象を少し広げて、「ちいさなこどものため」として、未就園児をお持ちの親子も
予約をしていただいてお受け入れします。
趣旨をご理解いただいて、どうぞみなさん楽しくご参加ください!
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[ 2014/07/30 23:36 ] 教会幼稚園 | TB(-) | CM(-)

主役のいない園庭

少し涼しい夕方。
子ねこのみどりと一緒に庭に出ました。
心地いい風を頬に感じながら、砂場の横に腰を下ろすと、せみの鳴き声が降ってきました。
チチチ・・・と、ことりの声も混じっていました。
でも、静かなんです。
いつものこどもたちの笑い声やごそごそと砂を掘る音が聞こえてこないから。
そういえば、見上げた青桐の大木もいつもより小さく感じられました。
いつもその根元にしゃがんでどろだんごを磨いていたり、ありをつついているこどもたちの姿が無いから。

いつもの園庭の主役がいないと、なんとこの庭は小さく、ありきたりの場所に見えることでしょうか。
ここでこどもたちは、好きなことを見つけ、必死であそび、友達とおもしろさを追求しながら、
いつの間にかたくさんのものがたりを紡いでいきます。
途中で友達とけんかして、ものがたりは中断したかに見えることもありますが、
実は成長のものがたりは、常に紡ぎ続けられているのです。
こどもたち同士の生活がここにある限り、ひとつひとつ違うすばらしい成長のものがたりが展開されるのです。
こどもに寄り添うということは、このすばらしいものがたりを一緒に味わいながら、
こちらの心まで成長させてもらえることだと思います。
だから、お母さんは我が子に寄り添いながら、楽しいことも、うれしいことも、悲しいことも、腹が立つことも
一緒に味わっているうちに、必ず成長させてもらえるのだと思います。
そんな幸せなお母さんとこどもにたくさん会ってきました。

夏休み、こどもに寄り添わなくてはいけない、寄り添わなくてはいけない・・・・と思えば思うほど、
寛容になれない自分に益々熱くなってしまうこともあるかもしれませんね。
そこで、どうでしょう、我が子のものがたりの主役は我が子、と割り切っては。
お母さんは、鑑賞させてもらおうっと!
いいのよ、何でもやってごらん。あなたはおもしろい子よ。必ず成長できるからね。
お母さんも一緒に成長させてね。・・・・・・
そんな風におとなな振る舞いをしてみては。

主役のいない寂しい園庭で、普段、どれほどこどもたちから成長の機会をあたえてもらっているのかを
深く感じさせられたひと時でした。
[ 2014/07/29 22:59 ] わたし | TB(-) | CM(-)