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大冒険で出会った奇跡

ひまわり組の大冒険に行ってきました!!!!!

「ママもいくんでしょ。」
「やっぱり、いきたくない。」
「うちの子、まだ旅行に行くことを話してくれないんですけど・・・」

1週間前までは、こどもたちの首をかしげるような様子も耳にしながら、その心の内を思い巡らしていました。
遠くに泊まりに行くことは、こどもにとっても、親にとっても、勇気が試される出来事だったと思います。
だから、親離れ、子離れの予行演習でもあるのかな、と思ってます。

さて、当日の朝。
15人のこどもたちは、いつもと同じか、あるいは、少し興奮して、登園してきました。
お母さん方も、満面の笑顔でした。
きっと、こどもたちが、この日を元気に迎えることができたことだけでも、
十分な喜びを味わっておられるのではないか、と思いました。
実際、前日までの保育の取り組みで、お泊り保育の目的は、90%達せられてる、とわたしは思っています。
担任にも、「ご苦労さま。よくがんばったね。」と、前日にねぎらいました。
「じゃあ、後はよろしくお願いします。」と、担任として、いよいよ高まる緊張感の中で、
互いに冗談を言い合ったりしていました。

かくしてこどもたちは、期待と不安と勇気の入り乱れる初めての不思議な感覚を味わいながら、
さっそうとバスに乗り込んでいきました。
交差点まで出てきて、人目をはばからずに手を振るお母さんたちに、
こどもたちも、うれしそうに手を振り替えしながらも、
心はもう、大冒険に旅立っていました。

その背後で、園長としてわたしの心に影を落としていたのは、日程と天気のことでした。
去年、初めて利用して、大好評だったロッジに泊まらせてあげたいがために、
6月中のお泊りになり、実は、準備がとてもハードになってしまったこと。
前日2日間は、梅雨の晴れ間でしたが、
この2日間は、もろに、梅雨前線にひっかかってしまう、ということでした。
でも、ここで心配してもしかたがない、かみさまは、一番良いお泊り旅行にしてくださる!!
と、信じて、得意の「かみさま、おまかせします!!」で、心の雲を吹き飛ばすようにしました。

そして、奇跡が起きたのです。
2日間、雨は降りませんでした。
1日目は、今にも降り出しそうな空模様だったので、
プログラムを少しずつ変更しながら、様子をみながらでしたが、
結局、キャンプファイヤーもできちゃいました。
予定外で、みんなで、大きな富士山も眺めることができました。

その時のエピソードを少し。
富士山を眺めながら、『夕陽の丘』でお母さんの作ってくださったお弁当を食べ、
早く食べた人とその辺を探検することにしました。
そこでこどもたちが見つけたのは、『山賊の家』・・・・・
実は、それは礼拝を守ったりするための建物だったのですが、
あやしい雰囲気で、鍵がかかっており、中から返事もないので、
「さんぞくのいえじゃない?」と誰かが言い始めました。
実はこの時、オリエンテーリングの途中で、内容の指令は、
山賊からの手紙が来た、という手の混んだ設定からスタートしていたのです。
それで、「わかった!さんぞくがでかけたから、てがみをくれたんだ!」
と、だれかが言うと、ほかの子も納得していました。
そうなってくると、ますますその建物が、怪しい山賊の隠れ家に見えてきて、
冒険心が高まってくるから不思議です。
「あっ!はしごがある!」
「のぼろう」
わたし、あわてて、「屋根が破れるかもしれないから、ゆっくり、ゆっくり・・・」
東山荘さん、ごめんなさい・・・とか、危ないなあ・・・とか考えながら見守っていると、
「わー!わたしも登りたい!すごい!」と、あっという間に登って、
屋根の端っこまで行って富士山を眺めたのは陽子せんせい!
やられたあー・・・と、思いました。
すると、「なおこせんせいは、のぼらないの?」と、こどもたちが言うじゃないですか。
で、高所恐怖症の園長も、登ることにしました。
四つんばいになり(屋根を傷つけないためと、こどもの安全のためですよ!)
端っこまで進んでみると・・・・・・すごい!
富士山が、手に届くようでした。
こどもたちと寝そべってしばらくの間、眺めていました。
それはそれは楽しい瞬間でした。

そして、2日目は青空の下で、虫を追いかけ、鬼ごっこをし、山道を歩きまわりました。
ここまでに培われてきた、こどもたちの体力・気力・精神力の強さを目の当たりにしました。
芝生の斜面で、気持ちの良い風を全身に感じながらみんなでアイスクリームを食べた時、
先生とか、こどもとか関係なく、「たのしいね。しあわせだね。」と、
誰もが感じていたのではないかと思います。


園外保育に始まり、こどもたちが計画したこのお泊り旅行でした。
お母さん方も、「本当に、こどもたちが計画した、と思っているんですねえ。」と、感心しておられました。
だからこそ、何が起こるかわからないという、『奇跡』に出会えた大冒険でした。
目に見えることを信じ、実行するのは当たり前です。
でも、目には見えないけれども必ずそこにあり、これからも生まれてくると信じて、
少しの勇気をもって実行する時、必ず、予想を超える程のすばらしいことに出会える、ということを
このお泊り旅行でも教えてもらいました。


こどもたちと迎える7月。
大冒険は続きます。





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[ 2012/06/30 17:10 ] 保育 | TB(-) | CM(-)

園外保育

毎月1回は、みんなで公園などにでかけて、たっぷり遊ぶ!
善隣で大切にしていることのひとつです。

5月は、「歩けるかしらあ・・・?」と言うもも組のお母さんたちの心配をよそに、
ひまわりさんに手を引いてもらって、みんながんばって往復を歩き、
行き先の野毛公園でも元気に遊べました。

さて、6月も2度目の野毛公園に行って、よりダイナミックに遊べると良いなあ、と
計画していました。
ところが、梅雨の最中、朝からはっきりしないお天気。
午後は雨の予報が出ていたので、お弁当は園に戻って食べることにして、
とにかく、でかけることにしました。
園庭にペアで並んで、担当の加奈子先生がお話を始めた頃、
「あれ?雨?」・・・・・ポツポツきているような・・・・・んー・・・
でも、ためらわず出発しました。
「なおこせんせい、あめふってる。」と、進みながらるかちゃん。
んー・・・少し歩いて様子を見よう・・・

結局、環八に全員が出た所でいったん止まり、引き返すことにしました。
せっかくだから、次の曲がり角を曲がり、ぐるっと一周お散歩をして、
園に戻ってきた格好になりました。

「ああ、こうえんいきたかったなあ・・・」という人もいれば、
ちょっとの冒険でも満足そうな人、そして、「ようちえんであそびたかったんだ。」という人もいました。
どちらにしても、わたしたちが勝手に遠足を取りやめにしたのではなく、
お天気のせいだから、みんな納得して、遠足の続きを幼稚園で楽しみました。

お弁当は、ホールにレジャーシートを敷いて、みんなで食べました。
すでに手をつないだ相手と友達になった人は、誘い合って並んで食べていました。
そうかと思えば、いつもは仲良しなのに、ホールの端と端に分かれて、
それぞれに食べている姿もおもしろいなあ、と思いました。

お弁当の後、みんなで梅ジュースを作ることもできました。
青梅を洗って、つまようじでへたを取り、お砂糖と交互に並べていくのです。
毎年、みんな楽しみにしているこの季節の風物です。
3つのビンに仕込み終わった後、「ねえ、のもう!」・・・・
すぐにおいしいジュースにありつける、と思っていたようでした。
さくら組のうしろのテーブルに並べたビンを見つめて、
「はやく、ジュースにならないかなあ・・・・・・・」

そして、帰りのお集まりの時、
ひまわり組では、梅ジュースを作ったことが話題になり、
そういえば、前、ひまわりさんがチケットを配って、梅ジュースのレストランをやってた!!
と、思い出した人がいたそうで、自分たちもやりたい!!と盛り上がっていたそうです。
実は、ひまわりレストランができるといいね、とわたしたちは期待していたのですが、
こちらから何も言わなくとも、「なおこせんせい、ひまわりで、うめジュースやさん、していい?」
と、こうじくんが聞いてきました。
「いいねえ。やってくれる?」と、わたし。
「うん!ようこせんせいにいってくる!」こうじくんは、うれしそうに飛んで行きました。


かくして、野毛公園で過ごすはずだった園外保育の一日は、
いつもの幼稚園での特別な一日となりました。
園の外にこどもたちを連れ出すのは、綿密な準備や覚悟など、面倒なことを伴うのですが、
苦労をするだけの価値があると思ってこだわっています。
それは、年齢を超えた関わりが深まることや
いつもとは違う環境で、ダイナミックに遊べるということはもちろんですが、
園の枠をはみだすようなドラマが生まれるのがおもしろいからです。

[ 2012/06/23 22:03 ] 保育 | TB(-) | CM(-)


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